社員食堂は、社員が食事をするために設置する食堂のこと。
多くの社員に満足してもらうことで、企業のイメージアップにもつながります。
ただ、社員食堂を改善したくても、どこから手をつければいいかわからずに悩んでいる企業が少なくありません。
コストを削減しながらも社員の満足度アップを図るには、社員食堂に関するノウハウがある委託会社へ依頼するのがおすすめです。
この記事では、社員食堂を改善する際に必要なポイントについて、詳しく解説します。
委託会社に依頼することでの効果についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
目次
社員食堂を改善するには現状把握が必要
社員食堂を改善して満足度アップを図るには、現状をしっかり把握しておく必要があります。
現状を把握した上で、問題点を改善するための対策を取ることが大切です。
現状を把握する際のポイントを抑えながら、しっかりとチェックしていきましょう。
社員食堂の現在の利用率は
必ず確認しなくてはいけないのが、社員食堂の現在の利用率です。
福利厚生の一環として社員食堂を導入したものの、利用率が低いことに悩んでいる企業はたくさんあります。
社員食堂が設置されている会社において、利用する人は50%ほど、その中でも、毎日利用する人は全体の30%程度。
平均すると、週に2日くらいの頻度で利用しているという結果が出ています。
利用率は、オフィスワークや外回りの営業がメインなど、企業の勤務形態によっても異なります。
時間帯や曜日ごとに、必ず把握しておきましょう。
社員食堂のレイアウトは
社員食堂は、仕事を離れてリラックスする場でもあり、食堂内の雰囲気はとても重要です。
社員食堂がどのようなレイアウトになっているのかも、しっかりと把握しておきましょう。
設置している雑貨やインテリアによって、食堂内の雰囲気が大きく左右されます。
また、食事をするテーブルや椅子の種類、さらに、どのように設置されているかも、食事のしやすさに影響します。
近年では、社員食堂をミーティングの場として利用する企業もあり、レイアウトの工夫も必要です。
食堂内の色彩や照明と合わせて、確認しておく必要があります。
社員食堂のメニューは
社員食堂を利用する上で、どのようなメニューを提供しているかも把握すべき内容です。
多くの従業員に利用してもらい、満足度を高めるには、毎日利用しても飽きないメニューを提供する必要があります。
季節やイベントに合わせた期間限定のメニューを取り入れるのも、楽しんでもらうための1つの方法です。
メニューを見直すだけで、利用率がアップする可能性は充分にあります。
栄養バランスが取れたメニューを提供しているかも合わせて、しっかりと確認しましょう。
社員食堂運営のコストは
社員食堂は、安い価格で食事が食べられるところが、社員にとって大きなメリットです。
運営するためのコストは、提供する食事の価格にも影響します。
社員食堂は、直営や準直営、外部委託の3種類の運営方式があり、選び方によってコストを抑えることも可能です。
社員食堂を運営するためのコストがどのようになっているのか、把握しておくことは大切です。
社員食堂を改善する際に必要なことは
社員食堂の現状を把握できたら、問題点を解決するための対策を考えましょう。
社員食堂を改善して満足度アップが目指せる、さまざまな工夫や施策について説明します。
社員食堂を使いやすくする工夫
社員食堂は、使いやすくて気軽に利用できる工夫をする必要があります。
ランチタイムは時間に限りがあり、短時間で多くの社員が利用します。
混雑を緩和できるように、配膳から精算までの流れがスムーズにできるようにしましょう。
精算方法は、電子マネーやプリペイドなどのキャッシュレス決済を取り入れると、待ち時間が短縮できて効率化が目指せます。
ゆったりとした雰囲気で食事ができるように、座席のスペースに余裕を持たせることも大切です。
社員の健康管理を考えたメニュー作成
社員食堂は、社員の健康管理をするのも目的の1つです。
栄養バランスが整っている、社員の健康管理を考えたメニューを作成しましょう。
季節やイベントを意識したメニューを取り入れるのは、社員食堂に興味を持ってもらうためにもおすすめです。
また、カロリーなどの表示をメニューにプラスすると、自然と健康意識が高められます。
社員の声を直接取り入れる工夫
社員食堂を改善する上で最も重要となるのが、実際に利用している社員の声です。
企業側が良かれと思っている提案も、従業員にとっては興味が持てないかもしれません。
例えば、社員食堂に関するアンケートを取るのも1つの方法です。
できる限り、社員の声を直接取り入れられる工夫をしましょう。
コスト削減に向けた施策
社員食堂を改善する上で、コスト削減に向けた施策を取ることも大切です。
社員食堂の運営にはさまざまな方法があるため、コストが抑えられる運営方法も検討してみましょう。
直営方式や準直営方式は、管理や運営はもちろん、自社ですべて準備する必要があり、その分コストがかかります。
一方、運営の一部や全てを外部の専門業者に委託する方式であれば、コストが抑えられます。
専門業者が持つノウハウを活かした、企業に合った提案が受けられることでもおすすめです。
社員食堂の改善をプラスに
社員食堂の改善は、企業にとってプラスに働く施策です。
企業のイメージアップにもつながる、さまざまな影響を見ていきましょう。
社員食堂がもたらす企業への影響
社員食堂を改善して多くの社員に利用してもらうことで、生産性のアップにつながります。
社員食堂は、食に関する福利厚生の一環です。
福利厚生が充実していれば、社員にとって働きやすい環境が整っていることがわかります。
雇用促進や離職率の低下にもつながり、企業価値が高められるでしょう。
健康経営に取り組み社会的評価を
満足度が高い社員食堂を導入しているのは、健康経営に取り組んでいる企業でもあります。
健康経営は、社員の健康維持や増進を経営的な視点で考えて実践する、注目されている取り組みです。
健康経営の取り組みで最も手軽なのは、食の福利厚生である社員食堂の導入です。
社員の活力や生産性の向上、さらに、業績アップにもつながり、社会的な評価も高められます。
社員食堂の外部委託や連携でコスト削減や社員の満足度アップへ
社員食堂の運営方式を外部の専門業者に委託すると、コストを抑えながらもスムーズな運営が実現できます。
外部委託にすれば、スタッフを選んだりメニューを作成するなど、運営に関する手間が省けます。
導入する際の費用がかからないため、大幅なコスト削減が目指せるでしょう。
企業に合わせた提供形式の提案も受けられ、社員の満足度アップも実現できます。
まとめ
社員食堂を改善するには、現状をしっかり把握しておくことが大切です。
現状を把握した上で、社員食堂の使いやすさやメニューを工夫しましょう。
実際に利用する社員の声を、直接取り入れることも大切です。
コストを抑えながらも社員の満足度アップにつなげるには、社員食堂を外部委託するのがおすすめです。
社員食堂の改善を検討している企業は、委託会社への依頼をぜひ検討してみましょう。
小規模(20食ほど~)の食堂でも、毎日数種類の商品をご提供しておりますので、従業員の福利厚生を良くしたい、従業員に喜んでもらいたいと思われている企業様は是非お問い合わせください。
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。レトルト事業開始。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる