福利厚生で一番嬉しいものとして、社員食堂をはじめとする食事補助があります。
日々、健康面で優れている食事を安価で食べる事ができる、というありがたみは多くの社員にとってメリットとなっています。一石二鳥どころか、多くのメリットを得ることのできる社員食堂の魅力について、今回紹介してきます。
目次
社員食堂を導入すると改善されるポイント
ここでは社員食堂を導入すると改善が見込める6つのポイントを紹介していきます。
社員の健康改善
企業が社員食堂をもつことで、社員全体の健康を管理することができる、というのが大きなメリットとしてあります。
普段慌ただしく働いている人の食生活はどうしても偏りがちになりやすいので、栄養バランスが考えられたメニューを用意することで健康を整え、結果的に労働意欲を増し、また病気にもかかりにくくなり医療面での負担や急な病気での休みを減らすことにも繋がります。
社員同士のコミュニケーションの改善
多くの社員は日々自分の目の前の仕事で慌ただしくなってしまい、どうしてもお互いのコミュニケーションは後回しになってしまいがちです。
しかし社員食堂があることによって、普段仲の良い社員と密にコミュニケーションを取る時間ができ、あまり関わってこなかった別業務の人と話す機会も増えてきます。
仕事は大勢の人との報連相によって成り立っているので、一人で凝り固まってしまいがちな考えを視野を広げたオープンな形にすることができます。
離職率の低下を改善
福利厚生として一番注目されるのは、誰にとっても困らない住宅手当が一番大きいですが、一番ありがたみを感じるのは社員食堂をはじめとする食事補助だという人が多いです。
食事に関しては多くの人が忙しく、自分で体調管理を行えない人が多いため、直接的な形で栄養バランスを考えた料理を提供してくれる社員食堂にありがたさを感じる事が多いようです。
HR総研が行ったアンケートによると離職率に課題を感じる企業は3割以上あると出ています。
離職の原因の3番目に待遇として給与や福利厚生となっているので、食事補助を福利厚生に取り入れることは企業の離職率の低下につながると考えられます。
HR総研:「人材定着の取り組み」に関するアンケート 調査報告
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=313
社員の経済面の改善
社員側からすると、社員食堂を利用するもっとも大きな理由は「食費を浮かす事ができるから」という意見が挙がります。
社員食堂は利益を追求して作られている施設ではないため、多くの場合普通の飲食店よりも安い価格で、健康バランスの取れている食事を提供しています。
外食よりは多くの場合金銭面で負担がかからないため、自分でお弁当を用意している人以外は社員食堂を利用する事が多いようです。
社員の時間の改善
せわしなく働くサラリーマンにとって時間は何よりも大事なものになるので、昼食のための移動時間すらも惜しいのが多くの社員の本音となります。
社員食堂であれば外に出る移動時間を無くす事ができ、結果的に労働に対するモチベーションを維持して能率をアップする事が期待できます。
食事を取るときはリラックスできる環境にあるほど新しいアイデアも生まれると言われているので、そういった環境を整えるのは企業にとっても非常に重要な問題のひとつです。
仕事効率の改善
人気の飲食店ほど混雑していて並ぶ状況にあり、忙しい人ほど昼食の時間も惜しいので、昼食を取る時間がままならないというのは大きな問題のひとつです。
トイレやお風呂にいる時間が一番リラックスできて新しいアイデアを生みやすいと言われますが、リラックスして純粋に食事を楽しむ時間が取れることも同様に非常に大事な問題であり、労働に対するモチベーションも高めてくれます。
社員食堂導入で社員の健康改善を
上記で紹介した6つ中でも健康改善は特に注目したいポイントですのでここでは詳しく見ていきましょう。
健康経営とは?
健康経営という言葉が昨今よくテーマとして議題に上がっています。
社員の健康管理も重要な経営の一端として、取り込んでいく経営手法のことになります。
従来、社員それぞれの健康管理は自己責任としてか企業側が責任を持つという考えは少数派でしたが、現在では社員の健康も企業にとって重要な資本のひとつであるという考えのもとから、重視して考える傾向にあります。
社員食堂は社員にとって最適な栄養バランスのある食事を提供し、病欠になりにくい環境を整えることのできる環境づくりにうってつけとなります。
健康になれば医療費などの改善が可能
社員食堂を作ることによって、肥満をはじめとする健康管理を行う事ができ、結果的に病気の際の医療費の負担を減らすこともできます。
社員それぞれの健康は経営の一面として大きく重視される要素として注目されてきています。
労働生産性が向上する
昼食に出かけるための移動時間は、電車に乗って通勤する移動時間と同じく無駄な時間と捉える人は多く、実際混雑しているお店で慌ただしく食事を取った場合、気持ち的に休憩した気分になれないことが少なくありません。
日々働く人にとっては食事は大きな楽しみであり、仕事に対するモチベーションにも大きくつながってくるので、移動する事がなく社内で食事を摂ることのできる社員食堂は社員のモチベーションアップに大きくつながってくることになり、労働生産性を高める事が期待できます。
まとめ
社員食堂を作ることによって、企業にとって改善となるポイントを挙げてみました。
社員食堂を作ることは多くのメリットがある一方、スペースを確保したり多くのコストがかかったりと、難しい問題もあるのが多くの企業が二の足を踏んでしまう理由でもあります。
現在はアウトソーシング形式の社員食堂が普及していて、外部委託することによって多くのデメリットを削減しながらメリットを享受する事ができるので、社員食堂を導入するか悩んでいる方はまずは業者に相談してみることをお勧めします!
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる