現在の社員食堂には、専門の業者というものが多数存在しています。その多数の業者の中で、いったいどこを選ぶのが良いのか、難しいですよね。
今回はどの社員食堂業者が良いのかを、選ぶためのポイントを見ていこうと思います。
目次
社員食堂業者の運営方式
社員食堂には、大きく分けて3つの運営方式があります。それは、
・直営方式
・準直営方式
・外部委託方式
となるものです。それぞれの方式を説明していくと、直営方式は企業が直接お金を出し、社員食堂を運営していく方法です。
準直営方式も企業が直接お金を出すことには変わりませんが、運営を自社でみずからおこなうのではなく、そのお金で別の会社を設立し、そちらに運営を任せてしまう方法となります。最後の外部委託方式は、社員食堂専門の外部業者に任せてしまうという方法です。
社員食堂業者を導入する方法
社員食堂の業者を導入するには、食事の提供スタイルを4工程にそってすすめていく必要があります。以下それぞれの工程を説明していきます。
社員食堂を作るスペースの確保
社員食堂を作るには、当然最初に社内にスペースを確保しておく必要があります。
スペースの大きさですが、社員食堂に食べに来る社員の数は、一般的に1日に30〜70%程度と言われているので、その数を収容できる環境だといいかもしれません。ただし予算によってもちろんスペースは変わるので、一概的には言えません。
社員食堂の運営方式を選ぶ
社員食堂を作るスペースを確保したら、以下の
・直営方式
・準直営方式
・外部委託方式
の中から最適な運営方式を選択しましょう。予算や企業の規模にあった確保したスペースに合わせて、運営方式を選択するのが一般的と言えます。
社員食堂の費用を検討
形式を決めたら、次は社員食堂の費用を検討します。
社員食堂の費用として、空調や暖房機器といった設備の費用と給排気、上下の水道や、電気配線、ガス配管といったものの工事費用が掛かり、全体として数百万〜数千万円ほどを見積もっておく必要があると言えるでしょう。
社員食堂の精算方式を選ぶ
そしてお支払いをする際の精算方式を決定します。社員食堂の生産方式としては、食器を乗せたトレーをオートレジに置くと料金の出るオートレジ方式、メニューごとにタッチパネルがあり、メニューをとったその場でカードリーダー部にカードをかざすセルフチェック方式、POSレジにリーダーライターを接続してレジ生産をするレジチェック方式、食券方式などがあります。
社員食堂の業者を選ぶポイント
次はどんな社員食堂専門業者を選んで頼んでいけばいいのか、4つのポイントを紹介していきますので見ていきましょう。
社員食堂の導入実績
やはり一番最初にチェックしたいのは、その業者の実績の確認です。どうやって最適な業者を選ぶのが良いかと言うと、これはインターネットで「おすすめ社員食堂業者」などを調べてみると良いでしょう。
ランキング形式で書かれている社員企業のおすすめ業者の記事を見てみれば、それぞれの業者の特徴や導入実績を見る事ができるので、比較してみると良いでしょう。
美味しさやメニューの豊富さ
なんと言っても社員食堂でもっとも大事となるのは、その業者の提供する食事の美味しさや、メニューの多さです。これはそれぞれの業者のホームページを直接覗いて、写真からどれだけ美味しそうか、またはメニューが豊富そうなのかを見てみるのが良いでしょう。
写真を見ているだけでも楽しい気持ちになれるので、思わず時間を忘れてずっと見てしまいがちなのが難です。
また給食会社によっては試食ができる場合もありますので各業者に確認してみてください。
サポート内容
社員食同業者の中には、料理のメニュー以外にも様々なサポートサービスをおこなっている所もあります。
例を挙げると、企業にとって社員食堂による食事の提供は、社員全体の健康管理を維持することを目的としている所が大きいので、栄養指導を業者が率先してくれるというサポートがあります。
また、社員食堂には欠かせない、食事を食べる空間のプロデュースをしてくれるサポートをしている業者もあります。
衛生管理がきちんとしているか
社員食堂は、一度の食事の作成で非常に多くの社員が同じものを口にすることになるので、衛生管理がしっかりしていることは大前提となります。
健康を守るはずの、栄養管理士による栄養バランスの取れた様々なメニューが、衛生管理が悪いために逆に社員全体の健康を損なってしまっては、本当に本末転倒となってしまいます。
そうならないようにするためにも、その業者の衛生管理がしっかりしているのか、かならず評判をしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
社員食堂の導入方法、そして社員食堂の業者を選ぶためのポイントをまとめてみました。
今回はあくまで根本的な部分をお話ししましたが、自社にとってどのようなどのような社員食堂がふさわしいのかは、完全にケースバイケースとなります。
自社の規模や予算、確保できるスペース、社員全体のメニューの好みなどを考えた上で、しっかりと適切な業者を選ぶようにしましょう。
また社員食堂を作るには膨大な予算が必要となるのは前述しましたが、膨大な予算をかけた結果いまいち社員からの評判が振るわず、赤字経営になってしまい閉じることになってしまっては、元も子もありません。
そこでローリスクで社員食堂を成功させるために、外部委託形式の社員食堂が、現在ではたくさんの数が用意され、需要を集めています。
その数を割合にすると、3種類の社員食堂の中では外部委託会社がもっとも数が多い結果となっていて、今後ますます需要が増えていることから、増加することと思われています。
もし社員食堂の設置に興味がある会社は、まずは外部委託企業をお試しにでも設置してみて社員全体の反応を見てみたらどうでしょうか。まずは業者に相談してみることをおすすめします。
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる