社員食堂がある企業に憧れる就活生は多いですが、実際のところ、社員食堂があることによってどういうメリットがあるのでしょうか。
就活生や社員食堂が設置されていない会社の従業員の中には、社員食堂は特に必要ないのではないかと、あまりありがたみを体感したことが無い人も多いかもしれません。
そのまま社員食堂がないことによるデメリットを知らないと、気づかないうちに多くの損をしている可能性もあります。
今回は社員食堂を導入するメリットとデメリットを紹介していきましょう。
目次
社員食堂がない場合の企業側のデメリット
社員食堂が存在しない企業には、存在している企業と比べてどのようなデメリットがあるのか、いくつかあるので見ていきましょう。
社員食堂がない場合の企業側のデメリット
社員食堂が存在しない企業には、存在している企業と比べてどのようなデメリットがあるのか、いくつかあるので見ていきましょう。
日々の食事というものは、日々働いている人の健康面や精神面に対して、大きく関係しています。
といっても、忙しく働きまわっている人にとっては、十分な時間が確保できなくて、満足な食事に時間をあてるのは困難だという人も多いことでしょう。それにコンビニや外食の食事では栄養面がおろそかになりますし、移動の時間もとられてしまいます。
また何といっても外食では値段が高く、従業員にとっては多きな出費となります。安価で質の良い食事が社員食堂で食事がとれないことで、従業員全体の総合的な満足度が下がってしまうのです。
社員同士のコミュニケーションの場がない
食事を取る際に、みんなで同じお店に訪れるということは難しく、社員同士のコミュニケーションがなかなか取ることができません。
社員食堂があれば多くの人がひとつの場に集まるのでコミュニケーションの機会が多くなるので、円滑な人間関係を構築できやすいメリットがありますが、無い場合はなかなか一同が介することは難しいといえます。
社員の健康管理に貢献できない
社員食堂を運営する最大の理由として、社員に安価で野菜などの栄養が豊富に含まれた食事を食べてもらう、というのが挙げられます。
食事によって健康管理をおこなうことで病気や肥満などを未然に防ぎ、労働力を高め全体の生産性をあげる、というのは社員だけでなく、企業にとっても大きなメリットとなっています。
日々の食事はその人のモチベーションを高めてくれるので、社員食堂がない場合どうしても健康が偏ってしまいがちになります。
社員食堂がない場合の社員側のデメリット
それでは今度は、社員側にとって社員食堂がないことのデメリットを見てみましょう。
昼食代が高くかかる
日々の生活の中で食事にかかるお金は相当高くつく人も多いと思います。
外食であればランチといっても1,000円近くつくことが珍しくないですし、安価でバランスの良い食事を取れる社員食堂から得られる金銭的メリットは大きく、実際のところアンケートでも、社員食堂があって一番嬉しかったこととして、「お金が節約できたこと」という声が一番多くあがっています。
昼食費を節約できないのは確かに痛手と言えるでしょう。
外食やコンビニの食事は健康面で不安
外食は基本的に味付けが濃く、塩分も多量に含まれているので、どうしても栄養バランスが崩れてしまいます。
また基本的に栄養士が考案し、野菜が多くついてくる社員食堂の食事と違い、多くの人はあまり野菜を付けないので、野菜不足になって肥満や病気の原因になってしまう危険があります。
お昼休みの時間が減る
社員食堂は社内にあるため、移動時間を大きく減らせるという利点があります。
その時間を使って有意義に食事をすることができます。
昼休みに外食に行くと、その移動時間だけで休憩時間の大半を使ってしまうことになるので、せわしない余裕のない気持ちで食事をしなければなりません。
社員食堂を導入する企業側と社員側のメリットは?
社員食堂を導入することで企業は栄養管理を徹底することができ、また社員のモチベーションも上がり、就職活動をしている人からの人気も高くなるため、有望な新入社員を獲得することが期待できます。
社員側にとっては安価な値段で栄養管理がされた多彩なメニューを楽しむことができ、日々の仕事を元気におこなうことができます。またコミュニケーションの場にもなり、移動時間も短縮できるため、有意義な昼休みを過ごすことが期待できると言えるでしょう。
まとめ
社員食堂がないことの企業と社員、それぞれのデメリットを中心に紹介していきました。しかし多数のメリットがある社員食堂を運営しようとしても、現実問題としてスペースや運営費用の観点から困難だという問題も依然多いです。
しかし、現在では外部委託型の社員食堂のサービスが広く普及し、需要も年々高くなっているので、そちらを利用することで安価でありながら、美味しい食事が提供できる業者があります。
また業者はそれぞれの分野に分けて最適なものを選んで契約できますし、失敗しても契約先をすぐに変えられるので、もしこれから社員食堂の導入を考えている場合は、業者に相談してみるのは良いことだと言えるでしょう。
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる