情報を相手に伝えるために、社内で日常的に行われているのが「社内コミュニケーション」。
会社という組織を円滑に運営するためには、欠かせない要素です。
企業のイメージアップを図るためにも、社内のコミュニケーションを広げることを目的とした、具体的な取り組みをするのはとても重要。
さまざまな部署の社員が集まって食事をする「社員食堂」の導入は、コミュニケーションの場を広げるためにはピッタリの施策です。
そこでこの記事では、社内コミュニケーションの不足や向上によって生じることと合わせて、社内のコミュニケーションを広げるための、おすすめの取り組みについてご紹介します。
目次
社内コミュニケーションとは
「社内コミュニケーション」とは、考えや情報などを言葉や文字にして相手に伝えること。
日常的に行われている会話や仕事を通じてのやり取り、さらに、ちょっとした雑談も含まれます。
社員同士が情報やスキルを共有して関係性を深めて、企業の利益につなげる、という目的もあり、組織を運営する上では欠かせません。
ただ、コミュニケーションが上手く取れていないことを問題としている会社が、実に多いのが現状です。
会社の利益の向上を目指すためにも、社内のコミュニケーションを広げるための取り組みが、重要視されています。
社内コミュニケーションが不足してしまうと?
「社内コミュニケーション」が不足してしまうと、さまざまな問題につながる可能性があります。
どのような問題が生じるのか、まずは詳しく見ていきましょう。
情報共有が遅くなる
業務をする上で大切な、報告・連絡・相談が充分におこなわれないため、社内での情報共有が遅くなります。
その結果、ミスを発生させる原因にもなり、ミスが起きた際のフォローもしにくくなるでしょう。
最初はちょっとした情報共有の遅れでも、いずれは大きな問題につながってしまうかもしれません。
他部署との連携がとりづらくなる
他部署の社員とは、普段顔を会わせる機会が少ないこともあり、さらに連携がとりづらくなります。
お互いの状況がわからないため、いざという時に協力しにくくなるでしょう。
部署ごとの縦割り意識が強くなり、広い範囲での業務に支障をきたす可能性が出てくるかもしれません。
業務中の相談や質問がしにくくなる
普段から会話を交わしていないと、相談や質問が気軽にできない雰囲気になります。
業務上で生じる不安などを、自分一人で解決しようとしてしまい、トラブルに発展する可能性もあるでしょう。
社員同士の意見交換もしにくくなり、業務の質の低下にもつながります。
業務へのモチベーションが上がらなくなる
気軽に会話ができない環境では、業務へのモチベーションも上がりません。
新しい業務に挑戦したり、社員同士で協力して業務を進めるのも難しく、スキルアップも期待できないでしょう。
業務をスムーズに進める上で大切な、良質な人間関係や信頼関係を築きにくい環境を作ってしまいます。
社内のコミュニケーションが向上すると?
コミュニケーションの向上は、会社のイメージアップにもつながります。
活性化されることで得られるメリットを、詳しく見ていきましょう。
社員の定着率が上がる
皆が気兼ねなく会話ができる職場は、社員同士の人間関係も良好で働きやすい環境です。
安心して働けるため、社員の定着率のアップにもつながります。
たとえ、仕事や人間関係でトラブルが起きても、速やかに解決ができるでしょう。
人間関係や職場の雰囲気の良さは、会社選びの大きなポイントの一つでもあります。
情報共有が早くなる
普段から、気軽に声をかけられる雰囲気であれば、社員同士の情報共有が早くなります。
また、意思疎通にかかる時間も少なく、「相談しにくい」という心理的な抵抗もありません。
情報共有が円滑に行われば、業務もスムーズに進むため、モチベーションのアップにもつながるでしょう。
生産性が向上する
情報の伝達が迅速に行われるため、生産性が向上します。
トラブルを未然に防いだり、フォローし合えるため、社員一人一人の知識やスキルの向上も期待できるでしょう。
スムーズに業務が進められることで顧客への信頼にもつながり、会社全体のイメージアップにもつながります。
発言がしやすくなる
縦と横の隔てがなく会話ができる環境であれば、誰でも自由に発言がしやすくなります。
意見交換がしやすく、活発な意見が飛び交うため、今までになかった新たなアイデアの創造も期待できるでしょう。
意見交換がしやすい風土は、さまざまな立場からの意見を知ることもでき、業務の改善にも効果的です。
社内のコミュニケーションを広げるには?
社内のコミュニケーションを広げるためには、交流ができる場所や方法を、会社側が提供することも大切。
どのような施策があるのか、おすすめの方法をご紹介します。
社内イベント開催
社員同士が直接触れ合える、「社内イベント」を開催するのも方法の一つ。
社員旅行のように大がかりなイベントでなくても、運動会や飲み会、誕生日会、お花見などであれば、有志が集まって気軽に開催ができます。
業務と離れた場所での社員同士の交流は、普段では見られない一面を知ることもでき、親睦を深めるためにもおすすめです。
社内SNSの導入
「社内SNS」とは、社員だけで運用される、社員だけがアクセス権を持つビジネスチャットツールのこと。
仕事関係の内容はもちろん、イベント情報やサークル活動など、業務以外の内容も共有ができます。
電話やメールよりも気軽に利用ができるため、コミュニケーションを取るのにはおすすめです。
社員食堂の導入
福利厚生の一貫として導入できる「社員食堂」は、コミュニケーションの場として人気の施策。
食事をする場では、オフィスにいる時とは違い、気軽に話し合えて自然と会話もはずみます。
社員食堂の導入は、福利厚生が充実している会社として、イメージアップのための大きなアピールポイントにもなるでしょう。
まとめ
「社内コミュニケーション」は、情報を言葉や文字にして相手に伝える、企業活動を円滑に進めるために重要な要素。
社員の定着率や生産性の向上、情報共有が早くなる、発言がしやすくなるなど、会社側にとってさまざまなメリットが得られます。
社内のコミュニケーションを広げる施策の一つとして、福利厚生の一貫である「社員食堂」の導入がおすすめ。
気軽に話せる場として重宝される社員食堂を活用して、コミュニケーションの活性化を目指しましょう。
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。レトルト事業開始。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる