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社員食堂は魅力的な福利厚生
毎日忙しく働く社員にとって、美味しくて栄養バランスが整った食事は、健康増進や仕事へのモチベーションアップに繋がります。
しかし1人暮らしでお金がない、お弁当を作る時間がない、周辺にお手頃な値段の飲食店が少ないなどの理由で、コンビニの単品メニューですませる方も多いのではないでしょうか?
そんな社員にとって、安くて美味しい社員食堂は魅力的な福利厚生と言えるでしょう。
今回は、魅力的な社員食堂の条件9つについてお伝えします。
魅力的な社員食堂とは
魅力的な社員食堂の条件は、以下の9つです。
1.メニューが豊富
2.美味しい
3.栄養バランスが整っている
4.値段が安い
5.イベントメニューや季節メニューがある
6.ヘルシーメニューがある
7.カロリーや栄養計算がされている
8.居心地がいい空間である
9.時間の効率化ができる
以下で、それぞれについて詳しく説明していきます。
1.メニューが豊富
社員食堂には、日替わりメニューやサラダバーなど、社員の目と心を楽しませるメニューがたくさんあります。頻繁に社員食堂を利用しても飽きないように、定期的なイベントも開催しています。
2.美味しい
社員食堂に一番求められることは、やはり味の良さでしょう。
いくら栄養バランスが整っていても、味が悪ければ魅力的ではありません。
社員食堂では、安価で美味しい食事を出すことをモットーとしています。盛り付けにもこだわっているので、見た目の満足感も得られます。
3.栄養バランスが整っている
コンビニや外食が続くと、どうしても総カロリーが高くなり栄養も偏ってしまいます。社員食堂の定食は、メインのお肉やお魚だけでなく野菜を中心とした副菜も充実しているので、栄養バランス抜群です。また、塩分が低い健康が保てる味付けになっています。
近年の食育分野では、栄養バランスのいい食事をとると、心身ともに健康になれることがわかってきています。特に意識しなくても、定食を注文すれば自動的に野菜がしっかりとれるのは嬉しいですよね。
4.値段が安い
日々の生活で、ランチ代は案外高くつくものです。特にお店でランチを食べると、1,000円ぐらいすることも珍しくありません。
社員食堂は、利益重視ではなく社員の健康増進を目的としているので、外食に比べると圧倒的に安い値段で食べることができます。社員割が効いたり、持ち合わせがなくても給与からの天引き制度があったりするので、安い上に気軽に利用できます。ビュッフェ方式で人件費を削減することにより、かなり安価で食事を提供している社員食堂もあります。
出費をできるだけおさえたい社員にとって、値段が安いのは最大の魅力ではないでしょうか?
5.イベントメニューや季節メニューがある
社員食堂には、イベントメニューや季節メニューもあります。
季節フェアでは旬の野菜や魚介を使った特別なメニューが、行事フェアではクリスマスやお正月にふさわしい特別メニューが、ご当地フェアでは日本全国におけるその土地の特別メニューを楽しむことが可能です。
定期的にイベントメニューを用意することで、社員食堂を頻繁に利用する方でも飽きずに食事が楽しむことができるでしょう。
6.ヘルシーメニューがある
現在は経営面で、社員の健康を管理する「健康経営」という考え方があります。
そのため、社員食堂ではヘルシーメニューの提供にも力を入れているところが多いです。そのメニューを自分でも作れるように、レシピを配布しているところもあります。
体形や健康が気になる方にとって、ヘルシーメニューがあるのは嬉しいことですよね。野菜がたくさん入った栄養バランス抜群の食事なので、外食ではとりにくい栄養素もまんべんなく摂取できます。
7.カロリーや栄養計算がされている
体型や健康を気にする方は、食事の総カロリーや栄養素も気になることでしょう。
社員食堂には、栄養士によってカロリーや栄養バランスが考えられたメニューが用意されています。ちなみに、20~30代の男性に必要なカロリーは昼食では800kcal、女性は600~700kcalです。
カロリー表示を行っている社員食堂も多いので、自身の体調や気分に合ったメニューを選ぶことができます。
8.居心地がいい空間である
仕事が忙しい社員は、同僚とのコミュニケーションがおろそかになることもあります。そんな時に、社員食堂が社内コミュニケーションの活性化に役立ちます。社員食堂で食事をしながら会話すると、リラックスした状態でコミュニケーションがとれるからです。
また、社員食堂は業務スペースとしても利用できるので、美味しい食事を食べた後に自由なスタイルで仕事をすることもできます。
9.時間の効率化ができる
毎日忙しいと、食事に割ける時間は限られてしまいます。
その上、外で食事をする時は、移動時間や店の混み具合いも考慮しなければなりません。必然的に急いで食べることになり、よくかんだり美味しく味わったりすることが困難になります。
社員食堂は社内にある設備なので、移動時間を大幅に短縮することが可能です。その分時間をかけて食事ができるので、リラックスしてゆっくり味わうことができます。
外部委託で魅力的な社員食堂を導入しよう
社員にとって健康的で美味しい食事をとれる社員食堂ですが、実際に導入するのは難しい部分もあります。
社員食堂には、以下の3つの運営方法があります。
①直営方式 施設や設備、スタッフを全て自社で運営
②準直営方式 自社ではない別の会社を設立して、その会社が社食を運営
③外部委託方式 外部の業者に委託
①と②は、企業ごとの個性や好みが出せる反面、設備費や人件費がかかり、社食を作るためのスペースも用意しなければなりません。
しかし③の外部委託方式なら、かかるのはアウトソーシング費用だけです。スペースが狭い場合でも、お弁当やお総菜を配達するデリバリー型など様々な提案をしてくれます。とは言え、外部委託する場合には注意すべきこともあります。
そこで、社員食堂を外部委託する上で注意すべきポイント4つについて以下で説明します。
1.各企業にあったプランの提案
各企業に合ったプランの提案をしてくれる外部委託業者を選びましょう。
その企業に適したスタイルや規模は異なるので、適切なものを選ばないとコスパ良く取り入れることができません。また、価格設定やメニューがその企業に合っているのかどうかも大事なポイントです。
2.衛生管理や衛生教育が行き届いている
衛生管理や衛生教育が行き届いている外部委託業者を選びましょう。
社員食堂は大勢の人が利用するので、衛生管理が徹底していないと社員の健康が損なわれることもあります。
3.スペースや要望にあったメニューの提案
スペースや要望にあったメニューの提案をしてくれる外部委託業者を選びましょう。ビュッフェ方式にすれば人件費を大幅にカットできますし、お弁当を用意してもらえば調理場は不要です。
4.定期的な訪問や点検
会社の要望通りのメニューや費用を考えてくれる外部委託業者を選ぶことは困難です。しかし定期的な訪問や点検を行う外部委託業者を選ぶことで、コミュニケーションがしっかりとれて、こちらの要望を反映させやすくなります。
まとめ
魅力的な社員食堂の条件として、以下の9つを紹介しました。
1.メニューが豊富
2.美味しい
3.栄養バランスが整っている
4.値段が安い
5.イベントメニューや季節メニューがある
6.ヘルシーメニューがある
7.カロリーや栄養計算がされている
8.居心地がいい空間である
9.時間の効率化ができる
特に、2の「美味しい」と4の「値段が安い」は必須の条件でしょう。
このように、社員にとって魅力的な福利厚生である社員食堂ですが、導入するにはコストや手間がかかります。
外部委託方式なら、限られたスペースや条件で会社の代わりに社食を運営してくれるので、手間やコストを大幅に削減することができます。
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる