社員食堂を自分の会社に導入することで、非常に多くのメリットがあります。
たとえば社員からすれば、安価で豊富なメニューの食事が食べられて節約になりますし、従業員同士が一緒に食事を取ることでコミュニケーションを取ることができます。
また社員食堂を導入することで対外的なイメージも良くなったりといいこと尽くめなので、導入を検討している企業は非常に多いです。
そして、社員食堂を導入することによって、社員の健康バランスを改善、管理できるのも大きなメリットです。
現在では健康経営という、社員の健康状態を社内でも管理することが広まって来ていますし、それは今後さらに重要なものとなっていくことでしょう。
ここでは、その社員の健康管理、健康経営とは何か、そしてそのメリットは何なのかを説明していきますので、見ていきましょう。
社員食堂を導入するメリットは?
社員食堂が会社にあると、高価な外食やコンビニの食事を食べずとも、安価で豊富なメニューの食事が食べられて節約になります。
そして栄養士によって計算されたバランスの良い食事を取ってもらうことによって、カロリーや塩分が高く、栄養が偏りがちな社員の日々の食生活を改善できます。
他にも福利厚生として好評です。調査によると、社員食堂の有無は33.9%もの人があると良いと思っていて、これは家賃補助などの住宅関連の福利厚生に次いで2位となっています。
実際に社員食堂がある会社は離職率が低くなると言う統計も出ています。就職、転職活動をしている人からも、社員食堂なる会社の印象は高くなるので、優秀な人材を確保するためにも非常に効果的です。
そして、一緒に昼食を共にする場所ができることで、社員同士の円滑なコミュニケーションの場が出来上がります。
これによって仕事の連絡がスムーズになったり、新しいアイデアが閃いたりなど、従業員それぞれの生産性の向上が期待できるわけです。
社員食堂で健康維持とは?
一般的に外食というのは値段が高くなりがちですし、健康面においても塩分やカロリーが高く、毎日食べていると栄養が偏ってしまいます。
しかし社員食堂で食べれば、外食やコンビニよりも安く済ませられますし、栄養士がバランスよく栄養が採れるよう、野菜が盛り込んだ豊富なメニューが揃っていて、毎日社員食堂で食べても健康状態の良い体調を維持することができます。
また糖質オフにもつながりますので、日頃運動不足やお酒、高カロリーな食べ物の摂取で太りがちな人にはダイエット効果も期待できます。
また、外に出なくてもいいので、昼食の時間をゆっくりと確保することができ、精神的にリラックスした状態で食事を楽しむこともできます。
企業にとっては、従業員の健康状態は生産性に直結するので非常に重要なものであり、社員の健康を守るということは、貴重な財産を守っていることにもなります。
社員食堂を導入して健康経営の会社へ
健康経営とは、従業員の健康を企業の経営の課題のひとつとして捉え、経営陣が意識して取り組む経営方針のことです。
健康経営という考え方は1992年にアメリカで提唱されたものですが、日本においてもその考えが根付いてきています。
健康経営においては、健康診断の実施を徹底し、年に一回受けることを社員全員に守らせたり、週休2日や労働時間に制限をかけ、適度に休める環境を整えたりします。もちろん社員食堂の設置による、栄養とカロリーを計算した食事の提供もこれに含まれます。
健康経営によるメリットとして、まずは社員が万全の状態で仕事に集中することができ、高い労働パフォーマンスを出すことが期待できます。
社員が体調不全から精神的に落ち込んでしまったり、病気になってしまい急に休みを取ったりすることが少なくなることも期待できます。
また、社員の定着率も上がり、離職率が低下するので優秀な人材に長年働いてもらうことが期待できます。
また、社員が元気に働いている職場は活気にあふれていて、その雰囲気は他の会社や就職、転職活動者にも伝わります。
そして社員の健康状態が良くなることで、保険費の負担減にもつながります。
このような好循環によって、健康経営は結果的に企業の収益の向上につながるというわけです。
http://azcoow1.kir.jp/miyako/kenkoukeiei-kigyo-merit/
まとめ
以上のように、社員の健康のことを考えて経営をおこなうことは経営面において、好循環を生むことが期待できます。
他にメリットも併せて考えると、自分の会社に社員食堂を導入することには一考する価値があると思います。
とはいっても、現在の日本の中小企業において、社員食堂の導入には大幅な設備投資とランニングコストを伴うことになるので、二の足を踏んでしまう経営者は多いと思います。
その場合、一度外部委託サービスに相談してみることをここではおすすめします。
現在では従来の社員食堂だけではなく、設置形式のランチ販売や、宅配弁当のサービスなど、さまざまな形式での社員食堂サービスが増えてきています。
2020年のコロナによる外食に対する不安もあり、外部委託による食堂のサービスの需要は増大していて、それと共にそのサービスのクオリティも高くなってきています。
健康を考えた経営をおこないたいと思っている方は、一度考えてみるのも良いと思います。
1973年 京都府城陽市で創業
社員食堂の運営を通じて顧客の人財確保と福利厚生制度の充実に貢献。
「食文化の向上」を企業理念とし、給食を価値ある食事にしていき、深い信頼と絆でさらに長くお付き合い頂ける企業を目指す。
◆事業内容◆
事業所や厚生施設、官公庁の庁舎、研修所における社員食堂及び、大学や高等学校専門学校 の学生食堂を運営。中小企業(30~40人の小規模事業所等)の 社員食堂事業を新事業として展開。
主な得意先:HILLTOP株式会社(京都府)、株式会社神戸製鋼所、京セラ株式会社、京都産業大学、学校法人履正社、キユーピー醸造株式会社、キリンビール株式会社、他多数
◆実績・メディア掲載◆
ダイアモンドオンライン HILLTOP株式会社(京都府)様 取材
大阪中小企業投資育成株式会社 投資先企業
近畿経済産業局 関西企業フロントラインNEXT 新事業展開成功事例として取り上げられる